女子のひとり旅!in 海外
日本は世界で最も安全な国の一つとして有名ですが、その分危機意識が低いことでも有名です。
でも世界には魅力的な場所がたっくさんあり、留学先・駐在先などひとりで旅に出たい!という時ももちろんあるでしょう。
特に女性だと男性よりも狙われやすかったり、力が及ばなかったりなど不安要素は多いと思います。
そこで海外でひとり旅に魅せられた私から、その魅力と安全に帰ってくるためのアドバイスを伝えていきたいと思います!
ひとり旅の魅力
前提として、親友や家族との旅行も大好きで、小さい頃からどこか日常から離れた場所に行くということに魅力を感じていました。
海外で生活する中で自分が行きたい場所に自分の力で行くことがこんなにも楽しいのかと気づくことが出来ました。
その魅力を計画づくりの段階から伝えていきます!
Planning a Solo Trip : 旅行計画づくり
計画づくりで一番楽しいところは自分ですべて決められるところです。
ー旅の一番の目的はどこか?
ー予算設定は?
ー旅行の日程は?
計画を立てる上で、考えるべきことは色々ありますが特に予算設定や行きたいところなどは人数が増えれば触れるほど話をまとめるのは大変になってきます。
しかし、ひとり旅は決めるのは自分です。
例えば私の場合だと、なるべく航空費などの移動費・宿泊費を節約して現地での体験などにお金を使いたいというタイプなので、
飛行機の便が朝すごく早くて席が選べなくても安い便をとか、数駅くらいのバスで行ける距離は歩き続けたりなど一緒に旅をする人がいたら気を遣ってしまうところをストレスフリーで過ごすことが出来ます。
Walking around a Town : 街を練り歩こう
わたしのひとり旅の楽しみ方は、始まる前に大体の目的地の目星はつけておくが、歩きながら何か惹かれる道やお店があったらどんどん積極的に入っていきます。
特に地図上では分からなかった地形の起伏などが実際に歩くことで感じることができ、人が多いエリアは海に近い場所なのか、はたまた平野の中心部にあるのかなど、その土地の生活の一部に入った気分で街の人々を観察したり様々な発見があります。
Have a Self-Talking Time : ゆっくりとひとり時間をもつ
私のひとり旅の一番好きな部分と言っても過言ではありません。
一日の中で、朝日や夕日をビーチや湖畔などで眺めながら
ただ何も考えずにぼーっとして日々考えすぎてしまう頭を休めたり、
美しい景色に触れて生きていることに感謝したり、
気づいたら1時間そこでゆっくりしているときもあります。
一日の行動できる時間を何もしないで過ごしたらもったいなくないの?
そう思う人もいるでしょう。
しかし、この1時間他人の言葉やスマートフォンなどからの影響を断って、デジタルデトックスてきな時間をもつと、普段の忙しない日常では向き合えなかった自分の心の声に耳を傾けたり、ただ「無」の時間を脳に与えたり、自分を取り巻くあらゆるのもに感謝したりすることが出来ます。
これは無意味に見えて、とっても意味のあることです。
科学的に人間には何も考えない時間がメンタルヘルスに好影響を与えるという研究結果が示されてもいます。
安全にひとり旅をするためには??
とはいえひとり旅はしたくても日本では経験する機会が少ない犯罪に出くわす可能性は高いと言えるため不安になるのも分かります。
観光客丸出しで金銭を狙われ、スリや強盗の被害に遭ったり、
繁華街で警戒心もなくうろついて誘拐されてしまったり、
危機意識を持っていても巻き込まれるケースもあります。
ここでは、計画編・行動編・持ち物編に分かれて安全にひとり旅をするためのアドバイスをしていきたいと思います。
計画編
旅行計画をつくる上で、場所選び、時期選びが大切になってきます。
場所選び
旅の中で出会す可能性がある危険というのは犯罪などの第三者が関わる事件はもちろんありますが、寒い雪山で遭難するなどの事故も危険の一つです。
そもそも選びで絶対に頭に入れなければいけないのは、
現在その地域で戦争やクーデターなどの危険地帯ではないかと言うことです。
これは戦場カメラマンやジャーナリストで覚悟と確固たる理由をもって敢えて行く以外は近づくのは本当に危険です。やめましょう。
次に、旅の候補地の治安です。
街の治安に関してはネットで簡単に調べることが出来ます。
ただ、治安が良いと言われている街でもその街の一部では治安が悪いエリアがあったりなどはどこでもあり得ますので油断は禁物です。
ホテルの場所選びは、街の中で治安が悪いエリアから離れた交通の便が良い場所などにするとより安全です。
街の中心部で人の多く交通の便が良いダウンタウンは便利ですが、どこの街も夜は危険だと想って大丈夫です。拠点にするのは避けましょう。
時期選び
ハイキングなどアウトドアアクティビティが好きで旅に出たいと思ったとしましょう。
しかし、ハイキングは好きだが遭難時の対応や緊急時のために必要な装備をもっていないという人の場合は、ハイシーズンにガイドツアーなどを利用してアクティビティを行うことを強くお勧めします。
ハイシーズンとは観光客や現地の登山者が多く山へ来る時期でガイドツアーや交通手段などの手配に困ることが少なくなります。
反対に、ハイシーズンを外れると山に人は少なく交通手段もほぼない。何かあったときに助けを呼べなければ何とか街に帰ることも出来ない。おそろしいですね。
アウトドアアクティビティに限らず、街中の観光をしたくてもハイシーズンから外れすぎていると人がいなすぎて雰囲気を感じきれなかったりします。
閑散としすぎているのも味気ない場合もあるかもしれません。
行動編
狙われにくい行動を心がけよう!
つまり、街中を歩いている現地の人に溶け込むように行動するということです。
旅の思い出を残したくて写真や動画をたくさん撮るのはもちろん分かりますし私もたくさんします。
しかし、むやみやたらにカメラを構えて周りを見ずに歩いていたりするといかにも観光客、よそから来た人感がムンムンとして狙われやすくなります。
さらに、貴重品の扱い方も非常に大事です。
お財布やケータイが胸ポケット・お尻ポケットに入っていたり、斜めがけでぶら下げていたりというのは、スリに狙ってくださいと言っているようなものです。
身近な人に現在地を知らせよう!
これは意外と意識せずに行っている人が多いかもしれません。
ひとり旅をしているときのリスクの一つは、何かが起きたときに発見が遅れたり、家族があなたの居場所を分からないまま不安になったりすることがあります。
それを回避できるのはちょっとの手間である連絡を定期的にするということです。
人によってはそもそも手間ではないかもしれませんが、
今から飛行機に乗るよ。
スキー場に向かってバスに乗ってるんだけど渋滞で山の中に1時間くらい足止め食らっている、、。
ホテルに無事ついたよ。
などなど家族じゃなくてもあなたのことを連絡がなくなったら心配してくれる友達や恋人へ伝えておくことでもし1日以上などの長い時間連絡がつかなくなったときに何かあったかもしれないと早期に気づくことが出来ます。
これはひとり旅だけではなく日常でもこの意識はぜひ持って頂きたいです。
それは留学にひとりで来ている人はその時点でひとり旅のようなものだからです。
持ち物編
錠前
ひとり旅で予算を抑えたいとなると泊まる宿がドミトリータイプやカプセルホテルようなホステルになることもあると思います。
そのような場合個室で自分の荷物をしまってドアに鍵をかけるということが出来ません。
なので、自分のスーツケース自体に鍵をかけたり、ひとりずつロッカーが付属している場合はそこに鍵をかけたりすることで自分の荷物を守る必要があります。
そのとき一つは少なくとも持っていた方が良いのが錠前です。
私が実際に使っているのは上の写真のようなダイヤル式の錠前です。
これはカナダで購入し日本で800円ほどですが、非常に頑丈で信頼できる商品です。
大きいロッカー・小さいロッカー・リュックサイズのスーツケースのジッパー、様々なサイズのものに対する施錠に対応することが出来ました。そして壊れるそぶりは全くないので本当にお勧めです。
友達も横に3つのダイヤルがある錠前を購入して300円ほどでしたがすぐ壊れてました。
特に横に3つダイヤルがある小さい錠前は壊れやすいようなのでお勧めはしません。
さいごに
ひとり旅は危険も伴うからといって、ずっとビクビクしていても楽しくないので
最低限の危機意識を持ちながらメリハリをもってひとり旅の醍醐味を存分に楽しんでください!
それではAdios~
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